CentOS6.0 - やっとリリース!

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RedHatEnterpriseLinux6.0(以後、RHEL6.0)クローンのCentOS6.0がやっと2011/07/11にリリースされました。 5月末のリリース予定から毎週のように遅延しながらのリリースで、RHEL6.0のリリースから約8ヶ月の遅れでした。 公式サイトにもアナウンスがやっと載りました。(事後報告) (内部のリリーススケジュールや開発者ブログ・ツイッターでは細かなやり取りがありましたが・・・)

この大幅な遅れはメイン開発者のDagが離脱したのが主な原因(その原因もコミュニティ内部の問題か?)のようです。

当方の自宅サーバはCentOSの将来性を危惧してすでに5月末にはScientifiLinux6.0に移行しています。 おそらくですが、もうCentOSに戻ることはないと思います。

この7月中か8月上旬にはScientificLinuxは6.1がリリースされる予定です。 CentOSは今後6.0のセキュリティアップデートを行いながら6.1の開発を進めるようですが、仮にコミュニティの内部に問題がるのならばCentOS6.1も6.0と同程度かそれ以上遅れることは避けられないと思います。

穴の空いたもの(CentOS6.0)が穴をふさいだもの(RHEL6.0、ScientificLinux6.0)と共存するとなるとかなりの危険があると思うのですが。。。

まあ、とは言えCentOS6.0も触ってみたいので、ISOイメージをダウンロードしておきました。 当方はこちらからダウンロード → ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.0/isos/ ※ちなみに、正式アナウンス(2011/07/11)前にすでに上記のリンクにフライングでアップされていましたが、それはバグありのようです。

CentOSの今後の動きに注目です。

以上。





 

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