CentOS - 丸ごとコピー!

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今日は、ハードディスクを丸ごと(パーティションごと)別のハードディスクへコピーしました。 (しかもコピー元のディスク同様にブート可能にします)

コピー元のハードディスクからパーティションごとバックアップしたり、 コピー先へパーティションごとリストアしたり、 という作業は、DVDブートのKnoppixで「 PartitionImage 」を使用しました。

作業記録

1.コピー元バックアップ

当ブログの過去記事、「パーティション丸ごとバックアップ!」のとおりに「 PartitionImage 」を使用してパーティション別にバックアップをとります。

2.コピー先ハードディスクの準備

「 PartitionImage 」を使用してリストアするには、コピー先はコピー元と同じかそれ以上のサイズのパーティションでなければなりません。 同じかそれ以上のハードディスクをマシンに取り付けます。 そして、コピー元と同じようにパーティションを分割・フォーマットしておきます。 当方は、DVDブートのKnoppixで「 GParted 」というツールを使用しました。

3.コピー先へリストア

リストアはバックアップとまったく逆の操作をすればよいです。

4.「grub」インストール

パーティションごとコピーしただけでは、コピー元と同じように起動しません。 ブートローダをインストールします。 ●今回はCentOSのブートローダをインストールしたかったので、CentOSのインストールDVDをセットしてDVDブートします。 ●そして、レスキューモートで起動させます。 (”boot:”プロンプトで”linux rescue”と入力) ●レスキューモードで起動したら、以下のように入力

# grub-install /dev/hdc ← 取り付けたハードディスクが"hdc"と認識されていたので

●エラー発生! “/dev/hdc”は該当なし、みたいなエラーが返ってきました。

dev/hdc does not have any corresponding BIOS drive.

●「 /boot/grub/device.map 」を編集します

# vi /boot/grub/device.map
(hd0) /dev/hda ← ここが今回取り付けたハードディスクと異なるためにエラーとなる
 ↓ 修正
(hd0) /dev/hdc

●再度以下を実行します。

# grub-install /dev/hdc

これで「grub」もインストールできました。

※といっても、後で気が付きましたが、これも「 PartitionImage 」の”Restore an MBR from the imagefile”にチェックを入れることで1番目のパーティションのバックアップからリストアできたみたいです。

5.確認

マシンをリブートしてみます。 見事ハードディスクから起動すればOKです。


作業は以上です。 「grub」のインストールでてこずりましたが、それ以外はスムーズに行きました。

今回はCentOSでしたが、他のOSでも同様にできると思います。

では。





 

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