LMDE 3 - Vim 最新版インストール(ソースビルド)!

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高機能テキストエディタ Vim の最新版を、 LMDE 3 (Linux Mint Debian Edition 3) にソースをビルドしてインストールする方法についての記録です。

0. 前提条件

  • LMDE 3 (Linux Mint Debian Edition 3; 64bit) での作業を想定。
  • 当記事執筆時点で最新の Vim 8.1 をインストールする。

1. 依存パッケージのインストール

$ sudo apt install git gettext libtinfo-dev libacl1-dev libgpm-dev
$ sudo apt install build-essential
$ sudo apt install libxmu-dev libgtk2.0-dev libxpm-dev
$ sudo apt install libperl-dev python3-dev ruby-dev
  • 可能なら sudo apt build-dep vim でもよい。

2. ソースの取得

$ git clone https://github.com/vim/vim.git

3. ビルド&インストール

$ cd vim/src
$ make distclean  # <= 過去にビルドしたことがある場合はクリーン
$ ./configure --with-features=huge --enable-gui=gtk2 --enable-fail-if-missing
$ make
$ sudo make install
  • configure オプションについて
    • --with-features=huge は、ほとんどの機能を有効にしてコンパイルするオプション。
    • --enable-gui=gtk2 は、 gvim (GTK2 GUI版)もビルドするためのオプション。
    • --enable-fail-if-missing は、足りないパッケージがある場合にエラーとするためのオプション。

4. 動作確認

取り急ぎ、バージョンを表示してみる。

$ vim --version
VIM - Vi IMproved 8.1 (2018 May 18, compiled Jul 24 2018 16:14:28)
適用済パッチ: 1-209

         :
===< 以下、省略 >===
         :

その他、各種操作も確認してみる。(但し、場合によっては Vim を Apt でインストールした環境と設定が異なり、調整が必要になるかもしれない)


以上、

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