CentOS 7.0 - サーバ監視ツール Munin で MariaDB(MySQL) を監視!

Updated:


「CentOS 7.0 - サーバ監視ツール Munin で MariaDB(MySQL) を監視」についての記録です。

(旧バージョンでの作業記録を更新しました。興味がなければスルーしてください)

0. 前提条件

  • CentOS 7.0-1406(x86_64) を NetInstall で最小限インストールしている。
  • サーバ用途なので、作業は基本的に全て一般ユーザから root になって行う。
  • クライアント側は Linux Mint 17 を想定。
  • 閲覧に使用する Web(HTTP) サーバは Nginx を想定。
  • MySQL 用プラグインはデフォルトで用意されているものを使用する。

1. munin-node 設定ファイル編集

File: /etc/munin/plugin-conf.d/munin-node

1
2
3
[mysql*]
env.mysqlopts -u root -p<root のパスワード>
env.mysqladmin /usr/bin/mysqladmin

2. シンボリックリング設定

あらかじめデフォルトで用意されているプラグインの中から、使用したいものにシンボリックリンクを設定する。
(ストレージエンジンに “MyISAM” を使用していないなら、以下の mysql_isam_space_ の行は不要)

# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_bytes /etc/munin/plugins/mysql_bytes
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_innodb /etc/munin/plugins/mysql_innodb
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_isam_space_ /etc/munin/plugins/mysql_isam_space_  # <= MyISAM 使用時のみ
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_queries /etc/munin/plugins/mysql_queries
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_slowqueries /etc/munin/plugins/mysql_slowqueries
# ln -s /usr/share/munin/plugins/mysql_threads /etc/munin/plugins/mysql_threads

3. munin-node 再起動

# systemctl restart munin-node

4. 動作確認

5分ほど待ってブラウザから http://<サーバ名orIPアドレス>/munin にアクセスして、”sensor” に “MySQL” 関連が追加されていることを確認する。
当然ながら、マシンが仮想マシンなら値は取得できないので、ご注意を!

以下は、実運用中(CentOS 6.5)サーバでの例。

CENTOS_7-0_MUNIN_MYSQL


以上。





 

Sponsored Link

 

Comments