Facebook API - アクセストークン!

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Facebook の各種情報をより多く取得する際等に、ユーザIDやシークレットコード以外に「アクセストークン」というものを使用します。
アクセストークンを使用しなくても取得できる情報はありますが、その量は少ないです。

以下、アクセストークンについての概要と取得方法についての簡単な記録です。

0. 前提条件

  • 当然 Facebook アカウントを取得済みである。
  • 今回はアクセストークンのうち、”User Access Token”, “App Access Token” の取得方法のみ紹介する。
  • App Access Token 取得用に Facebook アプリを作成済みである。
  • Facebook API は非常に頻繁に仕様変更があるため、当記事の内容が通用しなくなる可能性は非常に大きい。

1. Facebook アクセストークンの種類

当記事執筆時点では、以下の4種類のアクセストークンがある。

  1. User Access Token
    … Facebook ユーザ用のアクセストークン。有効期限は1時間か2時間、もしくは60日間。
  2. App Access Token
    … Facebook アプリ用のアクセストークン。有効期限は無期限。
  3. Page Access Token
    … Facebook ページ用のアクセストークン。
  4. Client Token
    … Facebook アプリに特定させるためにモバイルアプリ等に組み込むためのトークン(?)

2. User Access Token 取得方法

Facebook にログインしている状態で「Graph API Explorer」のページにアクセスし、表示されたページ内の「アクセストークンを取得」ボタンをクリックし、 “Select Permissions” で有効にしたい権限を指定すれば、「アクセストークン」欄に表示される。
さらにこのページでは、アクセストークンを使用して API でどのような値が返ってくるのか確認することもできる。

FB_API_EXPLORER

このページで確認してもよいが、実際には https://graph.facebook.com/{id}?access_token={access-token} のような URL に HTTP リクエストして返却される JSON 形式データを確認する形となる。

3. App Access Token 取得方法

あらかじめ作成しておいた Facebook アプリの ID とシークレットキーを使用して、ブラウザから以下のように HTTP リクエストする。

https://graph.facebook.com/oauth/access_token?
        client_id={app-id}&
        client_secret={app-secret}&
        grant_type=client_credentials

すると、以下のような形式でブラウザに表示される。

access_token={app-id}|{access-token}

4. Facebook アプリの60日間有効の User Access Token 取得方法

Facebook アプリにはアプリに紐付いている App Access Token の他にユーザに紐付いている User Access Token がある。
この User Access Token も、上記「2」同様にデフォルトでは1時間か2時間が有効期限であるが、以下のようにすれば、60日間有効な User Access Token が取得可能である。

https://graph.facebook.com/oauth/access_token?
        grant_type=fb_exchange_token&
        client_id={app-id}&
        client_secret={app-secret}&
        fb_exchange_token={short-lived-token}

5. アクセストークン確認方法

トークンツールにアクセス- Facebook Developers」のページで User Access Token, App Access Token の確認ができる。
User Access Token は都度有効期限が切れるので、このページで確認する。

参考サイト


これで、User Access Token で一般的なことができたり、App Access Token で各種プログラムで情報が取得できたりできます。

また、Facebook API は仕様変更が頻繁にあり、今回の方法もいずれ通用しなくなる可能性は非常に大きいです。しかし、基本的なことは理解できたかと思っています。

以上。

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