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このブログは自作の自宅サーバに構築した Debian GNU/Linux で運用しています。
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ブログ開設日2009-01-05
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LMDE2 - 起動時の時刻調整について!

[ pc_tips ] [ LMDE2, NTP ]

こんばんは。

LMDE2 (Linux Mint Debian Edition 2) をインストールした直後の状態では、デフォルトの 0.debian.pool.ntp.org 等の NTP サーバを使用して時刻調整するようになっています。

以下、起動時の時刻調整の仕組みと設定変更方法についての記録です。

0. 前提条件

  • LMDE2 (Linux Mint Debian Edition 2) での作業を想定。
    (Debian GNU/Linux 系 Linux ディストリビューションなら同じはず)
  • ntpdate(ntpdate-debian) コマンドが導入済みであること。
    OS がデスクトップ用途でインストールされているのなら、このコマンドは利用可能になっているはず。
    OS がサーバ用途でインストールされている場合、 ntp サーバを構築してそちらで運用することが多いので、 ntpdate コマンドでの時刻調整はしないだろう。 ntp サーバを構築せず、 ntpdate コマンドを cron で定期実行する方法をとっているのなら、以下の記事のとおりにすればよい。

1. 時刻調整の流れ

LMDE2 等のデスクトップ環境の場合、以下の流れで時刻調整が行われる。(設定をカスタマイズしていない場合)

  1. マシン起動(ネットワーク確立)時に “/etc/network/if-up.d/ntpdate” により “/usr/sbin/ntpdate-debian” というラッパースクリプトが自動的に実行される。
  2. ラッパースクリプト “/usr/sbin/ntpdate-debian” 内で “/etc/default/ntpdate” の設定を読み込んだ上に “/usr/sbin/ntpdate” というスクリプトが実行されて、時刻調整が行われる。

但し、デフォルトでは “ntp.conf"(厳密には ”/var/lib/ntp/ntp.conf.dhcp", “/etc/ntp.conf”, “/etc/openntpd/ntpd.conf” のどれか)の NTP サーバ設定を読み込んで時刻調整をするようになっているため、 NTP サーバを構築していないような環境では “ntp.conf” が存在せず、 “/etc/default/ntpdate” に記述されている NTP サーバが使用されて時刻調整が行われる。

2. 時刻調整設定の編集

マシン起動時に “ntp.conf” ではなく “/etc/default/ntpdate” で設定した NTP サーバを使用して時刻調整を行いたければ、設定ファイルを以下のように編集する。

/etc/default/ntpdate
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NTPDATE_USE_NTP_CONF=no

NTPSERVERS="ntp1.jst.mfeed.ad.jp ntp2.jst.mfeed.ad.jp ntp3.jst.mfeed.ad.jp"

NTPOPTIONS="-s -b -u"
  • NTPDATE_USE_NTP_CONF
    yes で “ntp.conf” の設定を読み込み、 noNTPSERVERS に記述されているの NTP サーバを使用する。
  • NTPSERVERS
    NTPDATE_USE_NTP_CONF=no の場合に使用される NTP サーバを記述する。
  • NTPOPTIONS
    ntpdate コマンド実行時のオプション。(必要であれば、設定する)
    • -s は、実行結果を syslog に出力する。
    • -b は、時刻ずれの大きさにかかわらず強制的に STEP モードで時刻を合わせる。
    • -u は、パケットを非特権モードで出力する。

3. 実行テスト

試しに、手動でコマンドを実行してみる。

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# sudo ntpdate-debian

syslog にログが記録されていることを確認する。

/var/log/syslog
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Dec 28 22:49:40 hostname ntpdate[20138]: step time server 210.173.160.57 offset 0.141388 sec
Dec 28 22:49:40 hostname systemd[1364]: Time has been changed

これで、マシン起動時に時刻調整が行われるようになる。

4. その他

  • マシン起動時のみでなく、定期的に時刻調整を行いたければ、 cron に登録するとよい。
  • ちなみに、システムシャットダウン時にシステムクロックがハードウェアクロックに同期される。※Linux の場合

以上、

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