mk-mode BLOG

このブログは自作の自宅サーバに構築した Debian GNU/Linux で運用しています。
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ブログ開設日2009-01-05
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Ruby - RMagick で画像内に透かしを描画!

[ プログラミング ] [ Ruby, 画像 ]

こんばんは。

以前、RMagick(Ruby で画像処理ライブラリ ImageMagick を扱える RubyGems ライブラリ)で画像内に文字を描画しました。

今回は、少し異なる方法で既存の画像に透かし文字を描画してみました。(require も RMagick でなく rmagick に変更になっていますし)

0. 前提条件

  • Linux Mint 17.3(64bit) での作業を想定。
  • Ruby 2.3.0-p0 で作業・動作確認。
  • 画像編集ソフト ImageMagick(当方は 6.7.7-10) インストール済み。
  • RubyGems ライブラリ RMagick インストール済み。

1. Ruby スクリプト作成

以下のような画像内にコピーライトの透かしを描画する Ruby スクリプトを作成してみた。
概要はスクリプト内にコメントで記述している。

rmagick_watermark.rb
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#! /usr/local/bin/ruby
# coding: utf-8
#----------------------------------------------------
# Ruby script to write a watermark by rmagick.
#
#   date          name            version
#   2016.04.24    mk-mode.com     1.00 New creation.
#
# Copyright(C) 2016 mk-mode.com All Rights Reserved.
#----------------------------------------------------
require 'rmagick'

class RmagickWatermark
  TEXT = #{Time.now.year} mk-mode.com"  # 描画文字

  def initialize
    exit unless check_arg
    @img      = Magick::Image.read(@file_in).first          # 元の画像オブジェクト
    @img_wm   = Magick::Image.new(@img.columns, @img.rows)  # ウォーターマークの画像オブジェクト
    @gc_wm    = Magick::Draw.new                            # ウォーターマーク画像の描画オブジェクト
    @file_out = @file_in.sub(/(.+)\.(.+?)$/, "#{'\1'}-wm.#{'\2'}")  # 保存ファイル名
  end

  def write_wm
    # 元画像と同じサイズの画像オブジェクトに文字を描画
    @gc_wm.annotate(@img_wm, 0, 0, 0, 0, TEXT) do
      self.gravity     = Magick::CenterGravity  # 描画位置(右下なら SouthEast etc.)
      self.pointsize   = 48
      self.font_family = "Courier"
      self.font_weight = Magick::BoldWeight
      self.stroke      = "none"
    end
    # 影描画(光源315度)
    @img_wm = @img_wm.shade(true, 315)
    # 画像の重ね合わせ
    @img.composite!(@img_wm, Magick::CenterGravity, Magick::HardLightCompositeOp)
    # 画像の保存
    @img.write(@file_out)
    puts "Wrote #{@file_out}!"
  rescue => e
    msg = "[#{e.class}] #{e.message}\n"
    msg << e.backtrace.map { |tr| "\t#{tr}"}.join("\n")
    $stderr.puts msg
    exit 1
  end

  private

  def check_arg
    ret = true

    begin
      unless ARGV[0]
        puts "Usage: ./rmagick_watermark.rb /path/to/target_image"
        ret = false
      end
      @file_in = ARGV[0]
      return ret
    rescue => e
      raise
    end
  end
end

exit unless __FILE__ == $0
RmagickWatermark.new.write_wm

2. Ruby スクリプト実行

文字を描画したい画像を用意して、先ほど作成した Ruby スクリプトを実行してみる。

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$ ./rmagick_watermark.rb test.jpg
Wrote test-wm.jpg!

3. 実行結果確認

【元の画像】

test.jpg

【文字描画後の画像】

test_wm.jpg

画像に透かし文字が描画された。

4. その他(コピーライトについて)

今回の例ではコピーライトを表示させている。

本来はこの世の全ての著作物には著作権が存在し、コピーライトを表示しなくとも著作物は保護されるべきである。

敢えてコピーライトを表示する場合は、最低限 “Copyright” もしくは © マーク、著作物の創造された年、著作権者名を表示すればよいことになっている。
“Copyright © 2009-2016 hoge All rights reserved.” のような記述方法は、より念を押した記述方法と言える。

参考サイト


意外と容易に画像に透かし文字を描画できます。
単純に文字を描画するよりデザイン性が高いので、今後何かと利用していきたいと考えております。

また、透かし文字ではなく「電子透かし」についても理解を深めたいとも考えております。(こちらは、時間に余裕ができたらの話)

以上。

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