mk-mode BLOG

このブログは自作の自宅サーバに構築した Debian GNU/Linux で運用しています。
PC・サーバ構築等の話題を中心に公開しております。(クローンサイト: GitHub Pages

ブログ開設日2009-01-05
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Linux - xdg-open で既定のブラウザが起動しない場合!

[ pc_tips ] [ Linux, LinuxMint ]

こんばんは。

Linux でコマンド実行で Web ブラウザを起動させようと、xdg-open コマンド(実際はシェルスクリプト)に URL を引数として実行しても、既定のブラウザで起動しないことがあります。

ブラウザの設定や OS の「お気に入りのアプリ」設定等でも、既定のブラウザは希望のものに設定されていても。

以下、原因と対策についての記録です。

0. 前提条件

  • Linux Mint 14 (64bit)での作業を想定。
    (他の GNU 系や Redhat 系ディストリビューションも同様。GNU 系 Redhat 系以外は不明)
  • ブラウザに関することなので、当然デスクトップ環境が利用できること。
  • ブラウザが複数インストールされている。
    (今回は、"Firefox" と “Google Chrome” がインストール済みで、"Firefox" を既定のブラウザに設定済み)

1. 現象

まず、"Firefox" が「既定のブラウザ」に設定されていて、

DEFAULT_BROWSER_1

「お気に入りのアプリ」の設定でも “Firefox” がデフォルトに設定されている。

DEFAULT_BROWSER_2

それにも関わらず、 xdg-open コマンドで以下のように実行すると、

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$ xdg-open http://www.mk-mode.com/

「既定のブラウザ」に設定していない “Google Chrome” で開いてしまう。

もちろん、普段は「既定のブラウザ」設定は正常に機能していて、xdg-open コマンド実行時だけこの現象に陥る。

2. 原因

表面上は「既定のブラウザ」に設定されているように見えても、update-alternative コマンドで確認すると異なっている。
「既定のブラウザ」に設定していない “Google Chrome” に * が付いて有効になっていることが原因のようだ。

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$ sudo update-alternatives --config x-www-browser
[sudo] password for masaru:
alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 2 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                  優先度  状態
------------------------------------------------------------
* 0            /usr/bin/google-chrome   200       自動モード
  1            /usr/bin/firefox         40        手動モード
  2            /usr/bin/google-chrome   200       手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:

3. 対策

「既定のブラウザ」に設定したいブラウザの選択肢番号を入力すればよい。

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$ sudo update-alternatives --config x-www-browser
alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 2 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                  優先度  状態
------------------------------------------------------------
* 0            /usr/bin/google-chrome   200       自動モード
  1            /usr/bin/firefox         40        手動モード
  2            /usr/bin/google-chrome   200       手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください: 1
update-alternatives: using /usr/bin/firefox to provide /usr/bin/x-www-browser (x-www-browser) in 手動モード

再度確認すると、"Firefox" の番号に * が付いて有効になった。

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$ sudo update-alternatives --config x-www-browser
alternative x-www-browser (/usr/bin/x-www-browser を提供) には 2 個の選択肢があります。

  選択肢    パス                  優先度  状態
------------------------------------------------------------
  0            /usr/bin/google-chrome   200       自動モード
* 1            /usr/bin/firefox         40        手動モード
  2            /usr/bin/google-chrome   200       手動モード

現在の選択 [*] を保持するには Enter、さもなければ選択肢の番号のキーを押してください:

実際に以下のコマンドを実行して “Firefox” でページが開けばOK.

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$ xdg-open http://www.mk-mode.com/

4. その他

update-alternatives コマンドは、Oracle Java と Open JDK の共存時にも使用している。
以下、参考までに過去記事。


GUI と CUI で設定が異なることがあるんだね。という話でした。

以上。

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