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このブログは自作の自宅サーバに構築した Debian GNU/Linux で運用しています。
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ブログ開設日2009-01-05
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MariaDB - CentOS にインストール(yum 使用)!

[ サーバ構築 ] [ CentOS, MariaDB, MySQL ]

こんばんは。

MySQL から派生したオープンソースな RDBMS(リレーショナルDB管理システム)の MariaDB を CentOS にインストールしてみました。

インストール方法は色々ありますが、今回は yum を使用する方法でインストールしてみました。

0. 前提条件

  • CentOS 6.3 (32bit) での作業を想定。(Redhat 系は同じ)
  • インストールする MariaDB は開発版(10.0 系)ではなく安定版(5.5 系)とする。
  • MySQL はインストールされていない(綺麗にアンインストール済みである)。(MariaDB と衝突するので)
  • 作業は root ユーザで行った。

1. リポジトリ追加設定

リポジトリ追加設定を行う。
リポジトリ設定ファイル(ファイル名は /etc/yum.repos.d/MariaDB.repo とした)を以下の内容で作成する。
(内容は自分の環境に合わせる - こちら を参考に) 以下の enabled=0 は、普段はリポジトリを無効にする設定。(インストール時にリポジトリを指定するために)

/etc/yum.repos.d/MariaDB.repo
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[mariadb]
name = MariaDB
baseurl = http://yum.mariadb.org/5.5.29/centos6-x86
gpgkey=https://yum.mariadb.org/RPM-GPG-KEY-MariaDB
gpgcheck=1
enabled=0

2. MariaDB インストール

MariaDB(Server, Client) を yum コマンドでインストールする。
--enablerepo=mariadb は、リポジトリ設定ファイルで enabled=0 としているため。

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# yum --enablerepo=mariadb -y install MariaDB-server MariaDB-client

MySQL をインストールしたことがある場合は、不要なパッケージが残っていてインストールに失敗するかもしれない。
その場合は、不要なパッケージを削除すること。

3. サービスの開始・停止

サービスの開始・停止等は以下のコマンドで行う。(MySQL と全く同じ)

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$ sudo /etc/init.d/mysql start|stop|restart|reload|force-reload|status

もしくは

$ sudo service mysql start|stop|restart|reload|force-reload|status

4. 動作確認

サービス起動後、ログインして動作を確認してみる。
中身が MariaDB でもコマンドは MySQL と同じ。
また、インストール直後は root のパスワードも設定されていない。

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# mysql -u root
Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 1
Server version: 5.5.29-MariaDB MariaDB Server

Copyright (c) 2000, 2012, Oracle, Monty Program Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]>

MariaDB がインストールされていることが確認できる。

5. root パスワード設定

取り急ぎ、root ユーザのパスワードを設定しておく。

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MariaDB [(none)]> SET PASSWORD FOR root@localhost=PASSWORD('new_password');
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

MariaDB [(none)]>

以下のコマンドを使用してもよい。

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# mysql_secure_installation

6. 再度ログイン確認

再度 root ユーザのパスワードを入力してログインしてみる。

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# mysql -u root -p
Enter password:
Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 2
Server version: 5.5.29-MariaDB MariaDB Server

Copyright (c) 2000, 2012, Oracle, Monty Program Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]>

7. サービス自動起動設定

インストール直後はサービスが自動で起動するようになってる。
自動起動させたくなければ以下のようにする。

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# chkconfig mysql off
# chkconfig --list mysql
mysql           0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off

8. アップグレード

サービススタート時に以下のようなメッセージが表示される場合は、テーブルのアップデートが必要。
(元々 MySQL を使用していて、そのデータベースをそのまま使用する場合に発生する)

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 * Checking for corrupt, not cleanly closed and upgrade needing tables.

以下のようにしてテーブルをアップデートする。

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$ sudo mysql_upgrade -u root -p

但し、これでも先のメッセージは表示されるが、問題は無いようだ。

9. その他

MariaDB で追加された機能(追加されたストレージエンジン等)以外は、基本的には MySQL と同じだと思っていよい。
後は、MySQL 同様に作業すればよい。

10. 参考サイト


これで、CentOS でも MariaDB が使用できるようになります。

ただ、今のところ当方の CentOS サーバは MySQL のまま。
(上記の作業は仮想マシン上に構築している CentOS での作業でした)
次に、サーバを再構築際に MariaDB にするつもりです。(サーバが安定に稼働しているので、次にサーバを再構築するのがいつになるかは全く不明だが)

以上。

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